
頭がはげあがっている姿が、落ち武者に似ている、ということで『落ち武者芸人』とも言われる、三浦マイルドさん。
広島県出身で、広島弁講座では、どすの聞いた広島弁を見せたり、マイルドフラッシュも定番のネタです。
『R-1ぐらんぷり2013』では、見事に優勝を手に入れ、今までしていたハムを売るアルバイトもやめ、いよいよブレイクか!?
と思われましたが、それから上手く波に乗ることができず、今は干されたのでは、と噂されてしまうほど、テレビで見る機会も減ってしまいました。
それが、『R-1ぐらんぷり2017』に再び登場!
決勝を戦う、ファイナリストにも残り
「今回は覚悟が違う。前回は優勝できないと思って出たが、今回は優勝するしかないと思ってます。“2度目のR―1王者”の称号を背負う覚悟がある」
と相当の覚悟を持っています。
なぜ、これだけに意気込みを持っているのか、それは現在の厳しい生活が影響しているようなのです。
ということで今回は、再びブレイクなるか!?三浦マイルドの現在の月収と借金はいくら?なぜ、ブレイクできなかったの?
にスポットを当ててみましょう♪
三浦マイルド、現在の月収と借金はいくら?
『R-1ぐらんぷり2013』の優勝賞金は500万円!
そんな大金を手にした、三浦マイルドさんでしたが、現在の月収は、なんと5万円すら及ばないという、とても極貧生活を送っているとか(;´Д`)
優勝した直後は、さすがに仕事が増えて、月収が60万円まで跳ね上がりましたが、翌月は30万円、その次が20万円、18万円と減っていき、大阪で活動していた最後のほうは、15万円まで落ち込んでしまいました。
その後、東京進出を目指しますが、さらに状況は悪化します。
現在では、月に4~5回の舞台が唯一のお笑いのお仕事で営業は一切なし。
そのせいで、芸人としての月収は、月2万~3万円。1万くらいの時もある、という厳しい状況。
競争の激しい、吉本の世界で、勝つことができずにいます。
吉本では、なんでも新人で月給5万は当たり前なんだとか。。。売れっ子になるのは、並大抵のことではありません。
現在はどこにくらしているの?借金はいくら?
現在、三浦マイルドさんが住んでいるのは、都内にある、家賃16万5000円の4LDKを、芸人仲間4人でシェアしています。
それでも生活はぎりぎり。
借金もあって、全部で150万円くらいで、内知人からが80万円で、消費者金融からが70万円ほどだとか。
もう一人の『R-1ぐらんぷり2017』決勝進出者である、マツモトクラブも、230万円の借金があると明かしています。
どちらかが、優勝を手にして、借金返済を果たせることになるのでしょうか!?
なぜ、三浦マイルドはブレイクできなかったの?
せっかく勝ち取ったR―1王者を活かすことが出来ず、極貧生活にまで落ちぶれてしまった原因は、このような事が考えられます。
⓵東京進出が遅すぎた
三浦マイルドさんが東京に進出したのは、R-1ぐらんぷりで優勝してから、およそ1年後のことでした。
その時すでに時遅し、「もう遅い」と言われ、「賞味期限が切れてから来たな」という吉本の雰囲気があったといいます。
なぜ、東京に来るまでにこんなに時間がかかってしまったのか、それは大阪にある情が災いしてしまったのだそうです。
「大阪のお客さんに育ててもらった。大阪でライブをやれる基盤を作ってから東京に行こうと思って、優勝してから1年後に来たんです」
今では、優勝してすぐ東京に来ればよかった、と後悔しています( ;∀;)
⓶優勝した後、怠けて努力を怠った
東京に進出してから、仕事はさらに激減。
生活は荒れて、飲みに行っては悪口を言う、後ろ向きな生活でした。
大阪に帰ることもプライドが許さずできず、かといって努力することなく、以前あったハングリー精神を失ってしまいました。
そんな時、きつい経験をしたといいます。
居酒屋でネタをやった時のこと、ネタが終わってから、さい銭箱をもって客のテーブルを回った際、一人の客が丸めた千円札を、三浦マイルドさんの、口に入れようとしました。
その当時、財布の中に400円しかなく、思わず口を開けかけましたが
「すいません勘弁してください」
心の奥底に残ったプライドが、三浦マイルドさんを食い止めました。
2016年10月にあったお笑いの仕事は、たったの月1日。
そこから、三浦マイルドさんの反撃が始まります。
「歯がゆさと悔しさで泣きそうになりながら、毎日机に向かってネタを作った。そこで生まれたものなんで思いが乗っています」
見た目から変えようと、去年10月からダイエットも開始し、15kgも落としました。
前回のR-1ぐらんぷりは、優勝を狙ってはいませんでしたが、今回は違います。
苦しい経験を乗り越えて、絶対優勝する覚悟でここまで来ました。
前回の優勝から4年間、地獄を見てきた男が、再び返り咲くことができるのか!こうご期待です!